1984-06-27 第101回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
○近江委員 今大臣がおっしゃって、一瞬仁杉総裁、にこっとなさって、そういういい案を大臣はお持ちなのかなというので国鉄幹部諸君の目が一瞬輝いたように私は思うのですが、大臣は、この場では少し待ってくれということですからあえて踏み込みませんけれども、その辺の考え方は監理委員会の方々にも十分お伝えになっていらっしゃるわけですか、どうですか。
○近江委員 今大臣がおっしゃって、一瞬仁杉総裁、にこっとなさって、そういういい案を大臣はお持ちなのかなというので国鉄幹部諸君の目が一瞬輝いたように私は思うのですが、大臣は、この場では少し待ってくれということですからあえて踏み込みませんけれども、その辺の考え方は監理委員会の方々にも十分お伝えになっていらっしゃるわけですか、どうですか。
この運賃値上げをやる前に総裁及び国鉄幹部諸君は、大蔵省に対してあるいは政府に対して、どういうふうな陳情なり交渉をやったか聞いておきたい。
けれども自分たちの努力が足らないで、ほかの諸君にのみ犠牲をしいるという今の国鉄幹部諸君の行き方については、これは私は逆に園長から疑惑を持たれ、また信用を得る道ではないと思う。これは毎年起ります。私も労働組合に非常に関係の厚い者ですが、遵法闘争、賜暇戦術等によつて、私は九州で、東京で過去何回かあつた仲裁裁定については、その先頭に立つて、あるいは裏面にあつて相談を受けている。
国鉄の運営は個人の責任にありとする国鉄幹部諸君の気慨は勇ましいかも知れませんけれども、戰前、戰時中を通じまして、我々は軍閥官僚のこうした勇気と気概の犠牲になつたことを忘れてはなりません。尚この改正について関係方面も非常な熱意を以て指導を與えていることを聞いております。